浮気の調査をしたいけれど、探偵社や興信所に依頼する費用が捻出できない場合には、自分の力で浮気調査をすることも一つの方法となります。
とはいえ、探偵のようなノウハウもない素人の人が、どういった方法で調査をすればいいのか分からず路頭に迷ってしまうというのが実際のところでしょう。
パートナーの浮気を確信した場合、問い詰める前に、言い逃れされないよう確実な証拠を撮っておくべきです。それは、今後関係を修復するにしても、離婚するにしても、きちんと根本から問題解決するために必要なことです。あいまいにしてしまうと、隠れてずるずると関係を続けられてしまうことも少なくないからです。
そこで今回は、個人で使用出来るGPSやスマートフォンなどを駆使して、自分で調査が出来る方法や、証拠を撮る為に必要な情報を公開していきたいと思います。
自分ではやっぱり不安という方でも、協力してくれる知人友人がいる人であればぜひ参考にして一度自分で調査することも検討してみてください。
目次
1.浮気調査の目的は不貞の証拠を撮ること!
1−1.不貞行為(浮気の証拠)がどういったものなのか知っておく
不貞の証拠とは、不貞行為を行っている事実確認ができる証拠です。
では、不貞行為(ふていこうい)とはどのようなものでしょうか?
上記の表でまとめたものが不貞行為となりますので、この不貞行為の証拠を自分で集める必要があります。この表にあるように、1回だけの確認だと否定されてしまう可能性があるので、密会場所ごとに複数回撮っておく必要があります。
不貞行為を行っている事実確認ができる証拠を下記でまとめていきますのでご覧ください。
密会場所ごとによって違う!不貞の証拠とは?
1−2.ラブホテルの証拠 重要度★★★
不貞の証拠として一番有効なものがラブホテルに入ったり出たりする様子です。これについては入る所よりも出るところの方が重要です。数時間張り込み、滞在しているという点を証明した上で出てくる瞬間を撮影していきます。
人物がしっかりと認識出来るレベルで撮影されている必要があり、顔や服装、その他持ち物などで特定出来るようにしっかりと撮影します。どうしても出入り口からの人物撮影が不可能で、車に乗った状態で出てくる場合には、車のナンバーをしっかり撮影した上で、人物が降車する所までを必ず撮影する必要があります。
後で言い逃れされない為にも出てくる瞬間を撮影する必要がありますので、出入りする可能性がある出口全てにカメラを向けておき録画状態にしておきます。どのような映像かを下記でご参照ください。
【ラブホテルの証拠を取る際の注意点】
ラブホテルに滞在している時間はとても重要になります。やはり最低でも1時間程度はラブホテル内にいたことが証明出来ないと、肉体関係を否定された際に言い逃れされてしまう可能性があります。
最近あったのが、車がラブホテルに駐車してあるのを発見してから40分程度で出てきた所を撮影して不貞の証拠とし裁判したものの、肉体関係は無かったという判決が出てしまったケースがありました。
徒歩尾行で対象者を尾行する場合だと、ずっとついていかなければいけないのでラブホテルに入る所から出てくる所まで確認することが出来るので、少なくても1時間以上は滞在すると思われますが、車にGPSを着けてラブホテルに入ったら急行するケースだと、到着してから対象者が出てくるまでの時間が短くなってしまうことがあります。
これは自分でGPSを相手の車に取り付けて調査する場合には、特に注意するポイントとなります。因みにGPSを使って調査する方法についてはその全ての方法を詳しく解説しているページがありますので、そちらをご覧ください。
GPSを使って自分で浮気調査をする方法|オススメから証拠の撮り方まで
どれだけの時間、ラブホテル内にいたのか?はとても重要ですので、確認出来た時間が短かった場合には、もう1度撮っておいた方が良いでしょう。
プロの探偵が、ラブホテルでの調査をどのように行っているかを詳しく解説した
探偵が【不貞の証拠】を撮る際にラブホテルで張り込む方法とは? を見ていただくと、自分で調査する際に役に立ちます。 |
1−3.シティホテルの証拠 重要度★★☆
シティホテルの場合には、一番良いのは部屋から出てくる場面を撮影出来ればなのですが、プロで無ければ難しい為、ロビーでのチェックアウトやホテル内の滞在風景などを撮影します。
プロの探偵は、対象者と同じフロアにある部屋にチェックインし、対象者の部屋が撮影出来るようにカメラを設置するか、自分の部屋の覗き穴から撮影出来るカメラで決定的な瞬間を撮ります。同じフロアの部屋を取る方法としては「宗教上の理由から」であったり「元担ぎで数字にこだわっている」などという理由で強引に取得します。
シティホテルにいることが分かっていて張り込む場合には、フロントロビーで張り込みを行い、カバンなどにカメラを仕込んでおき隙間から撮影したり、チェックアウトする風景を撮影します。それにより客室を利用したことを裏付けることになり言い逃れすることが出来ない為です。
【シティホテルにおける注意点】
シティホテルの場合、ホテルよってはフロント付近で張り込むことができない小さな所があります。
通常だとフロントロビーがあり、そこに椅子があったりソファーがあったりするので、そこに座りつつ、カバンの中などにカメラを仕込んでおきますが、小さなビジネスホテルのような所だとそういった空間が無い為、建物外からの張り込みとなってしまい、映像的に弱いものとなってしまいます。
又、フロントロビーに出てきた対象者が、人目を避けるようにバラバラになり、一人だけでフロントにてチェックアウト作業をしていて、もう一人は全然違う場所にいることがあります。この場合には、なかなか映像が難しいですが、チェックアウトしている一人を撮影し、その後で合流するところまでは確実に撮影しておきたい所です。
最近ではセキュリティーが厳しくなってきており、客室に行くエレベーターにも鍵が必要であったりしますので、なかなか部屋の出入りを撮るのは難しいと思います。
プロの探偵が、シティホテルでの調査をどのように行っているかを詳しく解説している記事
についても参考にしてみてください。 |
1−4.愛人宅の証拠 重要度★★☆
愛人宅へ出入りしている場合には、玄関ドアが直視出来ればその場面を撮影し、内廊下などで不可能な場合にはエントランスから出てくるところを撮影します。愛人宅の場合には、定期的にベランダ側も監視し、室内灯が消えていたりする場合にはそういった点もきちんと撮影しておきます。暗闇の室内に2人が滞在していたことを証明する為です。
同じ建物内に侵入して撮影すると、不法侵入になってしまうので注意してください。あと、室内の様子が見えるからといって撮影してしまうと盗撮になってしまう為、それも注意が必要です。
【愛人宅における注意点】
愛人宅における不貞の場合、そのほとんどはマンションやアパートです。マンションやアパートだと玄関ドアの出入りを狙いたい所ですが、内廊下であったりすると不可能となりますので、出来るだけ出入り以外の映像を撮っておき補足していきます。
例えば、夜間の張り込みにおいて、部屋の電気が消えたことが分かった場合には、そういった所も撮っておいた方が良いです。密室の暗闇の中に滞在していったことを証明出来ます。
又、長時間部屋から出入り無くずっと中に滞在していたことを証明する為に、ドアに通称”葉っぱ”(ドアの開閉があったら分かるもの)という仕掛けを行っておき、それを定期的に撮影しておきます。
喫煙する対象者の場合、ベランダに出てきて喫煙するケースもあります。出入りする玄関エントランスだけを張り込んで監視するだけでなく、ベランダも要所要所で確認してみることも大切です。
以下ページにて愛人宅における不貞の証拠を撮る方法を詳しく解説しています。 |
1−5.旅館の証拠 重要度★★☆
旅館に宿泊している場合には、可能であれば友人などに頼んで一緒に宿泊し、対象者が浴衣姿に着替えている様子や食事風景などが撮れればベストです。温泉がついている所だと、そこで待ち構えて撮影します。
部屋からの出入りは難しい場合が多い為、チェックアウトの様子を撮影出来れば十分です。
【旅館における注意点】
旅館は、仲居さんの出入りが多く、調査をしていることを勘付かれないようにしなければいけません。仲居さんに不信感を与えてしまうと、瞬時に旅館内でその情報が共有されてしまうことになります。あくまで一般客として振る舞います。
旅館内での過ごし方は、温泉や食事など限られてきていますので、そういった場所でずっと過ごしながら、同様に行動している対象者のシーンを少しずつ撮影しておきます。くれぐれも部屋の中の様子を撮ろうと思って頑張ったりしてはいけません。チェックイン、チェックアウトと、中で浴衣姿で過ごしている様子が多少あれば大丈夫です。
1−6.デートシーン、キスシーン 重要度★☆☆
デートしている様子やキスしている所を撮影出来れば、それだけで十分なのでは?と思われる方が多いですが、不貞の証拠としてはそれだけでは不十分です。というのもあくまで不貞の証拠=肉体関係の有無となるからです。
しかし、デートシーンやキスシーンは他の証拠と合わせて撮っておきたい映像ではあります。2人の親密な様子をしっかり撮影しておくことが重要です。
但し、一番発覚する可能性が高いのもこういった様子を撮影している時です。あまり証拠を撮る、という点で考えるならば、こういったところで頑張って撮影するよりも、ホテルや愛人宅からの出入りに力を入れた方が良いです。
【デートシーンにおける注意点】
デートシーンこそが、実は浮気調査をしている中で必要なものと思われることが多いですが、ラブホテル、シティホテル、愛人宅出入り、などがきちんと撮れていることが前提において必要になってくるので、不貞の証拠が撮れてもいない中で積極的に撮りにいくべきではありません。
デートシーンの撮影時こそ、一番発覚する可能性が高い為、しっかりと不貞が撮れた後に出来るだけ良い映像を狙っていきましょう。暗闇などではどちらにしても良い映像は撮れない割にリスクだけが高くなってしまうので、専用の暗視カメラなどが無い場合にはやめておいた方が良いです。
手を繋いでいたり、腕を組んでいたり、キスしていたりする様子が少しでも撮れれば良い程度で抑えておきましょう。
1−7.カーセックス 重要度☆☆☆
カーセックスを立証することは非常に難しく、探偵にとって一番やりずらい調査となります。近付くことが難しい上、中の様子がわからないようにしているので、車内で何が行われているかを証明することが出来ないのです。
こういった対象者の場合には、ひたすら調査をするしか無く、愛人と車内で2人きりであったり、その状態で暗闇にずっと停車している様子を撮影する他ありません。
ただし、どんな対象者であったとしても、ずっと車内だけという訳では無く、ホテルを利用するタイミングがありますので、その少ないチャンスを逃すことが無いようにしっかりとチェックしておく必要があります。
【カーセックスにおける注意点】
カーセックスの撮影ほど、確実な証拠にならない割にリスキーな行為はありません。車内の様子を無理やり撮りに行こうとはせず、車が暗くておかしい場所に駐車してあることが分かるようにだけしましょう。あと、車内に2人が乗車していることを証明することもポイントです。
カーセックスの場合、後部座席にいることが多いので、降車するタイミングをきちんと撮影し、後部座席から降車している場合には撮り逃さないようにしましょう。
2.不貞の証拠を撮る回数はどれくらい必要か
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ラブホテルの出入りは2回
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シティホテルの出入りは3回
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愛人宅の出入りは3泊
が目安です。継続的な肉体関係を証明する為にも、複数回あった方が良いです。ラブホテルに1回でも入ったら肉体関係があると推測できますが、最近の判例で認められなかったケースもありますので、念の為にも複数回あった方が良いです。
尚、探偵社や興信所に浮気調査を依頼された場合、入るところよりも出るところを重視します。又、デートシーンやラインのやりとりなどがある場合には、もっと少ない回数でも大丈夫なケースもあります。
3.探偵が浮気調査の現場で行っている調査方法
3−1.対象者の移動手段に合わせた尾行方法
追跡する対象者が、どのような移動手段によって移動するのかによって、尾行する方法は大きく変わります。全て徒歩で移動する方であれば、電車やバス、タクシーなどが考えられますし、いきなり誰かの車に乗り込んでしまう可能性があります。
徒歩による尾行については浮気調査の尾行方法を探偵が徹底解説〜徒歩編〜でプロの調査方法を書きました。 |
最近増えた移動手段としては自転車です。健康志向や自転車ブームによりスピードの速い自転車が増えました。少し前の時代であれば車で通勤していた距離でも、今では自転車で通勤する方も多いです。
浮気調査の尾行方法を探偵が徹底解説〜自転車編〜で自転車の尾行方法を解説しています。 |
バイクや車などに乗ることがあらかじめ分かっている場合には、調査する為のバイクや車両を用意しておく必要があります。当然ながら、対象者が知らないバイクや車両を用意しておく必要があります。最近ではレンタル出来る所が増えたので、手軽に用意出来ます。
浮気調査の尾行方法を探偵が徹底解説〜バイク編〜でバイクにおける尾行術を解説しています。 |
そして自分で浮気調査をしていく上で1番重要なのが車両尾行です。車両尾行については、尾行の中で最も難易度の高い尾行といえます。
浮気調査の尾行方法を探偵が徹底解説〜車両編〜にて詳しく解説しています。 |
3−2.撮影に使用するカメラは何を使えば良いか?
まず証拠としては動画を撮影する為、ビデオカメラを用意する必要があります。
探偵が主に使用するカメラはソニーのものが多いです。型式としてはHDR-CXシリーズを使っている探偵が多いです。目立たないように黒系のもので、尚且つ金属部分などは黒く塗りつぶしたりテープを貼ったりしています。
ヤフーオークションやメルカリなどで中古品を購入するので十分です。1~2万円程度です。
ただ、これで無ければ駄目という訳では無く、ホームビデオなど自宅にあるものでも十分対応は可能です。ズーム機能さえあればなんとかなります。スマホのカメラだとズームが難しかったり非常に画質が粗くなってしまうので使い物になりません。又、デジカメや一眼レフなどの静止画だと、タイミングを逃したり綺麗にピントのあった画像が撮れない可能性があります。
ホテルや家に入っている対象者の出てくる所を、撮り逃すことなく撮影する為には、ビデオカメラを録画状態にして撮り続ける必要があります。その為にも、長時間録画可能なテープやSDカードを用意しておき、バッテリーも長時間対応のものを用意しておきます。
3−3.探偵が行っているバレない撮影方法とは?
顔の前に構えて撮るような一般的な体制で撮ったら100%目立ちますので、カメラを撮っているように見せない撮影方法で撮影していきます。
具体的には腰のあたりまで下げて撮影します。うつむいた状態でカメラのモニターを見て、角度やズームを調整し撮影します。
又、プロの探偵は接近して撮影し決定的な瞬間を逃さないようにしますので、カバンの中にカメラを入れて撮影します。撮影用のカバンが自作出来るようであれば作っておいた方が良いでしょう。カバンにレンズほどの大きさの穴を開けてそこから撮影したり黒いフィルムを設置してカバンの中から撮影します。
これだと、目の前にいても全く撮影していることを気づかれないので、ラブホテルの中で部屋を選んでいる対象者や、シティホテルで部屋に入っていく瞬間を撮影することも出来ます。
ただ、このようなカバンを自作することは非常に難しいですので、カバンにレンズが出せるだけの小さな穴を開けて使用してみるのが良いと思います。
3−4.自分で浮気調査する場合に用意すべきもの
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カメラ(2台あれば尚良いです)
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三脚(車内から定点カメラを設置する際に必要)
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車(レンタカーが良いです。ETCも装備しておく)
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交通系ICカード(suica,icocaなど)
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クレジットカード(緊急な出費に対応)
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着替え(上着、帽子、メガネなど。変装用として)
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GPS(対象者が車に乗る場合。浮気相手が車で出現した場合の為にも予備を用意しておく)
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充電器具一式(どこでもすぐに充電出来るようにしておきます)
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予備バッテリー(カメラの予備や、携帯充電用のものを用意しておきます)
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タオル(車の中でカメラを仕掛ける際、カメラを隠す為に使用します)
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インバーター(車の中で電気を使用する為に使用します)
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携帯2台(通話用とGPSやマップ確認用)
3−5.浮気調査に使用するアプリやネットサービス
Google Map(グーグルマップ)
調査において最も利用するアプリです。調査現場までの移動方法や、対象者の行動を確認する為に使用します。
その他、張り込み場所を事前にストリートビューで確認し、張り場所を検討します。
Gmail
お客様からの情報がリアルタイムで届きます。「対象者が今から自宅を出る」「対象者の今日の服装は◯◯」などという情報をいただきます。
LINE(ライン)
調査している者同士が連絡とりあう為に使用します。
Facebook(フェイスブック)
愛人の氏名や職業を調べる際に利用します。
タイムズカーシェアリング
現在ではタイムズカーシェアリングのステーションがほとんどの場所を網羅するようになっているので、どこでも利用ができます。レンタカーと違い、スマホからすぐに予約が出来る上、24時間いつでも利用出来る点が利用しやすい点です。
twitter(ツイッター)
対象者のアカウントがわかっている場合には行動の参考にします。
chatwork(チャットワーク)
調査員間の連絡をとりあう為に使用します。ラインとほとんど一緒ですが、ファイルを送信出来るという点がポイントです。調査内容が書かれたPDFなどを共有する際に活躍します。
ゼンリン(登録が必要)
居住者の名前が地図に記載されているので、対象者の名前を判明させる際に利用します
akippa(アキッパ)
アキッパは個人が所有してる土地で、空きスペースを有効活用するためのサービスで、アプリ上に空いてる日時を登録し、借りたい人がいた場合に利用することができるサービスです。
自分が今いる位置の近くにある駐車場を検索することが出来、駐車料金まで確認することが出来ます。
浮気調査で対象者の立ち寄り先を張り込む場合において、どうしても車を置くスペースが無いという状態だったり、車で張り込みたいものの丁度良い場所が無い、というケースがありますが、そんな際にあいている駐車スペースから張り込みが可能だった場合に利用することで、警戒されることも通報されることも無く張り込みが可能となります。
4.自分で浮気調査する場合の事前準備
4−1.対象者の移動手段が乗り物の場合にはGPSを取り付けておく
追跡する対象者の移動手段によって大きく調査方法は異なります。
車であればGPSを事前に取り付けておき、計測しながら行動パターンを把握します。
車の場合には底部の鉄部分に取り付けます。下の写真取り付け位置は分かりやすくする為に取り付けましたが、もう少し端であったり覗きこんでも分からない所に取り付けた方が良いです。
あと熱くなるマフラーなどに取り付けてしまうと故障してしまうので、注意してください。取り付け位置によっては電波の飛び方が悪くなってしまうので、取り付けてからすぐに検索して確認する必要があります。
自転車やバイクでも取り付けれる小型のものもありますが、取り付ける場所が少なく発見されてしまう可能性もありますので注意してください。
GPSを使用して浮気調査をする方法や注意点などが知りたい方は、詳しく解説している
をご覧ください。 |
4−2.調査する日の予測を立てておく
勤務表や手帳などスケジュールが分かるものがあれば逐一チェックし、調査する日の予定を立てておきます。対象者の行動の日記をつけておき行動パターンから予測するという方法もあります。曜日や時間帯など、出来るだけ絞り込みましょう。
GPSを着けて1週間ほど泳がせてみると、大体の行動パターンは見えてくる筈です。何時頃に会社を出ているのか?必ず立ち寄っている場所などは無いか?曜日によっての行動の特徴はあるか?などを発見していきます。その為、取り付けるGPSについては定期的に自動で検索してくれる機種を選びましょう。
5.張り込み時に注意すること
5−1.車で張り込む場合
車で張り込む場合には、停車していて違和感のある場所ではないか?という事に注意します。又、対象者が入っている建物側から張り込み車両を見て、どの程度車中が見通せるのか?張り込み車両の印象はどうか?を確認する必要があります。
そして当然ですが、張り込んでいる場所が不貞場所なのかどうか?は非常に重要なポイントです。例えば、対象者の職場を張り込む場合において重要になるのは、出てきてからスムーズに尾行に移れるか?ですが、不貞場所を張り込んでいる場合には、出てきた際に良い映像が撮れるか?が重要になってきます。
張り込む目的が、対象者を尾行する為であれば出来るだけ遠く配置したい所であり、不貞を撮る為であれば近付いてでも良い映像が撮れることを優先していきます。
5−2.立って張り込む場合
立って張り込む場合には、車以上に難易度が上がります。街中で人が多くいるのであればまだ良いのですが、住宅街や車が置けず車両張り出来ない場所だと、いかに周囲に溶け込めるかが重要です。そして周囲からの不審な視線にも耐え我慢していく必要があります。
監視する場所をずっと見続ける必要はありますが、かといって周辺からどこを監視しているかがわかってしまわないよう、同じ場所だけを凝視しないように注意します。あと、付近住民などから何をしているか聞かれたり不審がられたりした場合の言い訳を用意しておく必要があります。
「友人と待ち合わせをしているが全然来ない」「交通量の調査をしている」「家出人捜索をしているが情報が入った為に張り込んでいる」「ペットを探している」などと伝え安心してもらいましょう。
張り込みする際には、他人の敷地内から行ってしまうと不法侵入になりますので注意してください。通報を受けたとしても警察官の方にはきちんと事情を説明しましょう。
5−3.ラブホテルを張り込む場合の注意点
ラブホテルからの出を確認する場合には、車からカメラを設置して撮影します。出てくる瞬間を逃さず撮影する必要がありますので、出て来るであろう出入り口に向けてカメラを固定し録画状態にしておきます(定点カメラといいます)。
もう1台カメラを手に持っておき定点カメラとは別に手動で撮影していきます。出来るだけズームにして、鮮明な対象者の顔を撮影します。
駐車場内からしか人物の出入りが確認出来ない構造の場合には、ホテル駐車場に駐車し後部座席に隠れて張り込みをしますが、ラブホテルには駐車場に監視カメラがあり、入った時点で受付でモニタリングされています。
その為、車で駐車場に入り、車から降りてホテルに入っていかなければ店員が車まで来る事があります。その場合には「デリヘルを利用しようと思っており待ち合わせしている」などと伝え、そこにとどまることを了承してもらう必要があります。
もしそれに了承してもらえないようであれば、一人はチェックインし、もう一人は後部座席に隠れて監視を継続します。店員に調査していることがバレてしまった場合、そのホテルの信用問題に繋がりますのでほぼ確実に追い出されます。店員に見つからないようにすることがポイントとなります。
長時間に及ぶ張り込みの場合でも、車から降りることは出来ない上ずっと出てくるのを待ち続けなければいけない為、強い精神力が必要になります。
5−4.通報を受けてしまったら
張り込みにおいて一番問題なのが付近住民からの通報です。長時間同じ場所に停車する訳なので、周囲からは不審者と認識されてしまいます。長時間張り込みしていると、こちらに対して不審な印象を持ち通報しそうな人というのはなんとなく分かります。その場合には、通報される前に挨拶することが有効です。
「行方不明の人物を探している」「ペットを探している」「電波状況の確認をしている」などと伝え張り込みすることを理解してもらうことも一つの方法です。作業服を着て軽トラなどで張り込めば、長時間張り込みしていても文句を言われにくいです。
仮に通報されたとしても、警察官の方には調査しているということを正直に伝えましょう。不法侵入をしているなどの法律を犯した調査をしていなければ、何の問題もありません。
6.自分で浮気調査する上で注意すべきポイント
6−1.自分で調査する上で一番の問題はバレる可能性があること!
これまでやったことも無いような調査を自ら実行する訳なので、当然発覚(バレる)するリスクは高くなります。そして発覚してしまったら、状況を改善しようと思ってやったことが、全く逆効果となってしまうことになります。
発覚するかもしれない、と思った時点ですぐに辞めておきましょう。次のチャンスがあります。もし少しでも難しいと思ったのであれば、その時点で探偵社に依頼した方が良いです。発覚してしまうと依頼すら出来なくなり、浮気問題については追求出来なくなるでしょう。
探偵が調査をするうえで実体験を元に詳細を書いた
浮気調査において探偵が心がけている注意点と、それでも発生する失敗事例 や、失敗しやすい対象者や場所、時間などを書いた をご覧ください。 |
6−2.スマホや携帯電話を覗いてメールやラインを見ようとしたりロック解除をしようとしない
相手の行動や秘密のほとんどは、スマホや携帯電話にあると言っても過言ではありません。だからこそ、その中を覗くことが可能であればほぼ浮気や不倫の事実は掴めることになります。しかし、だからと言って強引に覗こうとしたりロックを解除しようと試みるのはやめておきましょう。
何度もロック解除を失敗してしまうと相手にバレてしまうことになり、確実な証拠を取る前に怪しんでいることを知られてしまいます。
暗証番号やパスコードが事前に分かっていて、お風呂に入っている時などの一瞬を狙い、安全な時だけ試みるようにしてください。
6−3.抵触する可能性のある法令を把握しておく
今回一通り紹介してみましたが、自分で調査を行う大前提としては、くれぐれも法令遵守して実施していただくように注意してください。知らない内に法令に抵触してしまい、捕まってしまったのでは調査どころでは無くなってきます。
浮気調査を行っていく上で一番違反してしまう可能性が高いのが、住居不法侵入です。ラブホテルやシティホテル内で張り込む場合においても、ホテル利用者でも無く滞在していると捕まってしまう可能性はありますし、退去を求められてずっと滞在していたら不退去罪となります。
愛人宅を張り込む場合でも、敷地の中に一歩でも入った時点で成立してしまう可能性はあります。張り込みする上で良い場所だからといって、他人の敷地や駐車場に車をとめても成立します。
又、尾行時にカメラを撮影している際、第3者に見つかってトラブルになったり、慣れない車両尾行で調査に集中するあまり安全運転への注意力が低下し、違反や事故になる可能性も高くなります。
実際に探偵が巻き込まれたトラブルの事例を紹介している
について一度目を通しておかれても良いかと思います。 |
6−4.自分で浮気調査しても意外にお金がかかることもある
パートナーが、車で旅行へ行くところを尾行した場合、その旅行先が遠い場合には、交通費や、自分の宿泊代が発生します。
すぐに決定的証拠が取れればよいのですが、長期間自分で対応を繰り返すことで、結果的に多額のお金が発生してしまうこともあるようです。
6−5.裁判で使えるだけの証拠が取りにくい
多くの方が取得できる証拠は、
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不倫相手とのメールやLINEのやり取り
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クレジットカードの明細
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SNSでのやりとり
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二人で写っている写真
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手紙
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手帳にハートマークが記載されている
などが多く、これらの証拠では、性行為を認めてもらえず、結果として慰謝料をほとんど取得できないケースが多いです。
性行為をやってないと言わせない証拠を自分で取得するのは意外にも難しいのが現状なのです。
難しいので、浮気調査を依頼しようと考える方に是非見て頂きたいのが、下記となります。是非ご参照ください。 |
まとめ
当たり前ではありますが、パートナーを調査する訳なので自分ではなく友人や親族などに手伝ってもらう必要があります。子供の運動会で、数多くいる子供の中で自分の子供は瞬時に分かるものですが、それと同様にパートナーからしてもすぐに発見出来るものです。
車を追跡したり、車から張り込むのであれば自分でも可能かもしれませんが、徒歩尾行や自転車、バイク尾行が必要な場合には自分ではやらないでください。浮気の事実は隠されるでしょうし、それ以上追求することも出来なくなり、逆に自分の立場を悪くするだけです。
ある程度絞り込めてあと一歩、という時には探偵社や興信所にピンポイントで依頼しましょう。金額も安く出来ると思います。
【探偵社や興信所に依頼する方は必見】浮気調査依頼する前にチェックすべき23のポイント 具体的に浮気調査を頼もうと検討中の方は、下記サイトを是非ご確認ください。 |