【現役探偵が語る】自分が探偵になった経緯と探偵社で働きたい方へ

【現役探偵が語る】自分が探偵になった経緯と探偵社で働きたい方へ

この世には無数の職業が存在しています。学歴や能力的になりたい職業に必ずしもなれる訳ではありませんが、職業選択は自由なのがこの世の中です。

自分の今の職業に対してやりたくてやっている、という方もいらっしゃると思いますが、そうでは無い方も多いのではないでしょうか?しかし、探偵という職業に就いている人間のほとんどは、昔からの憧れややりたいと思ってこの仕事に就いています。

そこで今回は、よく聞かれるものの情報の少ない探偵を志した理由や経緯を、一人のある探偵が紹介していきたいと思います。

1.何故私は探偵になろうと思ったのか?

(1)きっかけは事故による大怪我

接触私は探偵になる前、某ファストフードチェーンでアルバイトとして働いていました。実家に住み、毎日同じような事の繰り返しで、休日は友達と遊び、だらだらと暮らしていました。その頃はそんな毎日に特段思う所も無くそれでいいと思っていました。

しかし、ある日のデリバリー中に、パッカー車に横から轢かれてしまったのです。骨盤骨折、恥骨骨折、肺挫傷、左足側面はアスファルトに削られ、骨まで削れてしまう大怪我をしました。死んでいた可能性のほうが高いと担当して頂いた先生に言われるほどの大怪我だったのです。全治3ヵ月でフリーターの私には大きすぎる期間でした。

(2)担当医師の言葉に触発される

保険でお金が入ったものの、後遺症が残れば生きていくのも大変な状況になてしまいました。その時の私のプライベートは悪い事が続き、精神的にも追い込まれていました。

そんな中、通院中にたまたま通りかかった医師に

「今は充電期間だ。入院している期間は、出来る事が限られている。退院した時飛躍できるよう、やる事をまとめよう。退院した時にそれを実践しなさい。」

と言われたのです。

今思うとその事が「もう人生なんてどうでもいい」と思っていた自分を奮い立たせたのかもしれません。

(3)高校生の頃に暇つぶしに見ていたサイトがきっかけ

入院生活が始まり、本当にやる事がありませんでした。一人では起き上がる事も出来ず激痛で寝返りもうてない状態です。電動ベッドを起こして、本を読むかゲームをしているか、寝ているかでした。

そんな中、アルバイト先の店長、エリアマネージャー、パートのおばさん達や、友人など様々な人がお見舞いに来て、励ましてくれました。そんな毎日を過ごしている中、限られた娯楽にも飽きてきた頃に、ふと医師の言葉を思い出しました。

「いつまでもフリーターなんてやってられない。これ以上親に迷惑をかけていられない」

と思い直し、考え始めたのです。今後どんな仕事をしていくのか、どんな仕事なら続けられるか。自分の知らない仕事もあるはずだ、と。私は使用を許可されていた携帯電話を手に取り、インターネットで探し始めました。

色々と求人を見て回ったが、どれも働いている自分を上手く想像できません。少し休憩をしようと開いたのは、某探偵社が運営し、様々な記事を書いているホームページでした。私が高校生の頃、暇つぶしによく見ていたサイトだったのです。懐かしさを感じながら眺めていると、その中の広告がふと目にとまりました。

「探偵学校 生徒募集」

私の忘れていた記憶が一気によみがえりました。

(4)高校生の頃に憧れていた記憶が蘇る

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高校生の頃、私はテレビで見た探偵の特集を見て凄く気になっていました。非日常的な仕事に魅力を感じていたのです。その時に探偵学校の存在も知ることになります。

私は勉強をする事が嫌いで、単位を落としそうになるところまで勉強をせず、最後の最後の試験前のみ勉強し点数を稼ぐことで欠点を免れていたような人間で、その勉強嫌いの為に進学はしたくないという思いが強かったのですが、「探偵になりたいんだ」と言い出せず、両親や教師の勧めで進学したという経緯がありました。

忘れていた記憶を取り戻し、退院したら、保険で下りたお金を使い、まずは探偵学校に入学する事に決めました。ごく限られた人にその事を伝えると、応援してくれました。入院生活に飽きていた私は、すぐにでも行動したくなり、リハビリの他にも、止められてはいたがストレッチや下半身のトレーニングもし始めました。

リハビリでも痛みは感じていたが、平静を装い、平然と歩いて見せたりもしたのです。その甲斐もあってか、全治3ヵ月と言われていたが、2ヵ月で退院してみせました。退院後、探偵学校の資料請求をしてすぐに申し込みました。申し込んで1ヵ月後、私は、探偵学校に入学したのです。

2.探偵学校での勉強内容と驚くべき運営実態

学校

(1)アルバイトの合間をぬって学校を両立させ無事卒業

入学後、初めて訪れた教室には私と、4歳ほど年下の男性が1人いるだけでした。

学校での1日の流れは、探偵業法や、調査方法などの座学を受けた後、2時間程対象者役の調査員の方を二人で実際に尾行し、終わった後、撮った映像を見ながらフィードバックを受ける、という流れでした。

すごく難しさを感じていたし、なかなか上手くいかなかったが、自分の上手く撮れた映像を見ると、凄く嬉しかった。平日はアルバイトをして、休日は学校と衰えた体や体力を取り戻すためのリハビリのため、ジムに行くというハードな生活を続け学校を卒業しました。

(2)卒業してから知った探偵業界の現実

そんな中、またしても厳しい現実に直面します。当初はその学校を卒業すれば運営元の探偵社に入社出来るということだったので、そのつもりで通学していました。しかし、その学校を運営している探偵社の求人内容を見たが、続けていたアルバイトと対して変わらない、労働時間や、社会保障を考えるとアルバイトの方がいいのではとも思える内容でした。

実の所、一度はそこで「探偵になるんだ」という決意が揺らいでしまいました。スカウトもあり、確かにそのままこの会社に就職すれば探偵にはなれるかもしれないが、私は他の探偵社にも目を向ける事にしたのです。

3.ハローワークでやすい探偵興信所の求人を知る

ダメもとで訪れたのは地元のハローワークでした。

どのカテゴリで検索すればいいのかもわからなかったが、根気よく探偵社の求人を探していると、2,3社候補が見つかったのです。私が目を惹かれたのは「株式会社 安い探偵興信所」でした。

他の探偵社では考えられない好条件であり、まだ新しい会社でした。早速面接を申し込むと面接の日時を指定されました。

面接が終わった後、自信がなかった私は、次はどうしようかと考えていたが、バイトが終わった直後電話が鳴った。なんと採用を知らせる電話でした。

4.探偵になって分かった探偵学校の無意味さ

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(1)学校では学ぶことが出来ない現場の緊張感に足がすくんでしまう

晴れて探偵となった私は、実際に仕事として調査に加わる事となりました。尾行をする際、戸惑ります。というのも探偵学校とは全く違うのです。学校で教わったこととは段違いの緊張感の中、対象者の視線が突き刺るような恐怖があります。

今思えばその対象者は何気なく、ただこっちの方向を見ただけだと思いますが、新人の私は足がすくみました。

(2)探偵学校で練習したとしても実践で活かせる技術は身につかない

入社後の私は色々なミスを犯します。探偵学校で学んだことをほとんど活かせませんでした。というよりも色々な知識を与えてくれ、実際に尾行経験などもできましたが、探偵学校では実際の浮気調査には全く意味が無いということをその時に知ることになります。

今思うのは「探偵になる」と固く決意したのであれば、実際に探偵社に就職し学校に行っていた時間に本物の調査を給料を貰いながら、肌で感じた方が経済的にも経験値としても有意義になっていたはずだということです。

5.探偵の一日のタイムスケジュールとは

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(1)対象者の動き次第で自分のスケジュールが決まる

探偵という仕事は対象者の行動によって左右され不規則ですが、大体の場合はまず朝の調査から始めます。

ほとんどの調査は対象者が勤務後の行動調査をすることになりますが、その対象者を勤務先から確実に見つける為には、朝の出勤を追い、当日の服装や事前に頂いた写真との違いを実際に確認します。本番は勤務後の為、絶対に警戒を与えないよう尾行します。

勤務先に入るのを見届けた後は、別の案件がなければ事務所に戻り、報告書を作成していきます。静止画の作成や動画の編集、文字の入力等手の空いた調査員で分担して進めていきます。

依頼者様から頂いた対象者の定時を基準に、1時間前には勤務先に到着し調査を開始します。複数名の調査員で出入口を固め、出てきた対象者を車両班、徒歩尾行班に別れ、様々な状況に対応出来るよう調査を進めていきます。

対象者が何事もなく家に帰る事もあれば、浮気相手に接触する場合もあるので慎重に尾行を進め、一部始終をビデオカメラに収めるのです。

別れた後は浮気相手を尾行し、居住先の判明をはかります。大体は終電前後に帰るが、ラブホテルや浮気相手の家に入り、次の日まで出てこない事もあります。不貞の撮影、浮気相手の自宅判明など全ての調査が終了後、そこで探偵の長い一日が終了するのです。

(2)探偵は結婚していたら難しいか?

実は私は結婚しています。

なかなか自宅に帰れないこともあり、子供の面倒に対しても十分とは言えませんが、きちんと休日があり時間についても出来るだけ融通を利かせていただいているので、会社内の探偵の半分以上が既婚者です。

結婚しているよりは独身の方が向いている職業かもしれませんが、既婚者でも十分にやっていくことは可能です。

6.女性が探偵になることは不可能か?

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実態としては、圧倒的に男性が多い職業となります。というのも、業務内容的に女性だと生理的に難しい局面が多々あるからです。

極端な話、男性が用を足す場合において張り込み場所から離れられない場所でも、その辺で行うことは可能ですが、女性の場合はそうはいきません。そして体力面的にも、長時間の調査となった場合には耐えられない部分もあります。

女性探偵が在籍している!というのを全面に出して広告宣伝している会社もありますが、その実態は探偵として調査活動している訳では無く、相談員としてお客様の相談にのったり営業活動をしているのです。

但し、当社でも一人だけ女性探偵が在籍しており、女性だからといって探偵になれない、とことでは無いです。化粧が崩れても長時間シャワーを浴びれなかったとしても大丈夫!という方で情熱があれば勤まる職業ではあります。

まとめ

もし仮に探偵になりたい、探偵社や興信所で勤務したい、というのであれば探偵学校などに通学して無駄な授業料を払わず、すぐにでも実際に働かせてもらえる会社を探した方が良いです。

探偵の技術向上には、実践での経験が大きく影響します。求人募集していなくても問い合わせたら募集していた、というケースもありますので諦めないようにしてください。

そしてもう一点重要な点は、労働条件のきちんとした探偵社を探すのであれば、自社サイトやネット上の情報で探すのでは無くハローワークに求人募集が出ている会社を選んでください。

ハローワークに求人を掲載するには、会社側は一定の要件を満たす必要があり、適正な運営がなされている会社しか求人募集が出せないようになっています。

すぐにでも探偵になりたい、と焦ってよく考えずに応募するのでは無く、せっかく就職するなら長く続けれそうな環境の会社に就職してください。

そして本当に探偵になりたい、という気持ちが強いのであれば、ぜひ当社へご応募下さい!

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