悪質な探偵事務所・興信所を見抜く方法|浮気調査で失敗しないチェックポイント徹底解説

探偵コラム

悪質な探偵事務所・興信所を見抜く方法|浮気調査で失敗しないチェックポイント徹底解説

ふつうに生活している中で、探偵事務所や興信所を利用することはほとんどありません。弁護士事務所や裁判所など、浮気問題に関わる場所も同じです。

しかし、浮気の疑いが強まり、探偵に相談しようとする時は、多くが“緊急性の高い状況”。離婚問題が迫っていたり、時間の余裕がない中で冷静に判断するのはとても難しくなります。

その不安につけ込むように、悪質な探偵社とトラブルになるケースは少なくありません。

そこで今回は、悪質業者の特徴を分かりやすく紹介します。これから探偵への依頼を考えている方は、ぜひ確認して、失敗やトラブルを避けてください。

1.探偵社・興信所で実際に起きているトラブル

悪質な探偵社に依頼してしまうと、料金トラブルから調査放棄まで、さまざまな問題に発展します。まずは、どれほどトラブルが起きているのか実態を見ていきましょう。

浮気調査のクレームで特に多いのは「調査内容の不備」

探偵社・興信所へのクレームのうち、浮気調査に関するものは全体の約3割を占めると言われています。
その中でも最も多いのが、「調査内容が不十分だった」「求めていた証拠が取れなかった」といった不備に関するトラブルです。

調査が雑だったり、尾行や証拠撮影の技術が低い探偵社に当たってしまうと、本来必要だった証拠がまったく揃わず、あとから取り返しがつかなくなるケースもあります。

クレーム事例

  • 離婚調停中に探偵業社に妻の浮気調査を依頼したところ、調査がいい加減であった
  • 嫁の不貞調査を依頼したが、頼んだ時間帯の調査を実施していない。その分の料金は返金して欲しい。
  • インターネットで探した興信所に夫の素行調査を依頼したが、報告書も無く「何もわからなかった」と言われた。騙されたと思うので返金して欲しい。

参照元:国民生活センター(最近の事例より)

2.依頼前にチェックすべきポイント(見極め編)

悪徳業者

ここでは、相談に行く前にホームページや見積もり段階で判断できる“危険な探偵社のチェックリスト” を紹介します。

(1)ホームページに料金が載っていない

料金を公開していない探偵社は要注意です。また、料金表があっても内容が曖昧で計算できない会社は、相談に行った途端に高額な見積りを出してくるケースがあります。

料金を隠す理由は主に2つ:

  • 非常に高額なので公表できない

  • 相談者の状況を見て金額を上乗せする

いずれにしても、透明性がない探偵社は避けた方が安全です。

(2)とにかく契約を急かしてくる

悪質な探偵社に多いのが、説明もないまま契約を迫るパターンです。

予備知識のない状態で駆け込んだ相談者に対し、調査の内容やリスクを説明せず、成功を口約束してそのまま高額契約に持ち込もうとします。

しかし、浮気調査は「段取り8割」と言われるほど、事前準備が重要です。本来であれば、依頼者から丁寧に情報を聞き出し、“できること・できないこと・想定されるリスク” を共有した上で契約するのが正しい流れ。

契約を急かす探偵社は、最初から避けるべきです。

(3)シロの可能性があるのに、無理やり“クロ”と言い切る

話を聞く限り「浮気の可能性は低そう(シロ寄り)」な場合でも、悪質な探偵社は 必ず“クロです”と断定して契約に誘導します。

不安をあおれば、依頼者は冷静さを失い、「やっぱり調査が必要かもしれない…」と契約してしまうためです。

その結果、実際には何の証拠も得られず、ただ高額な料金だけを支払う羽目になるという最悪のケースが起こります。

シロの可能性を検討しない探偵社は、まず間違いなく危険です。

(4)依頼内容とまったく違う報告が返ってくる

悪質な探偵社の多くは、自社で調査をせず外注に丸投げしています。その結果、契約時に伝えた内容が調査員まで届いておらず、「頼んだ内容と違う報告書しか来ない」というトラブルが発生します。

さらに、外注やアルバイト調査員は技術力が低く、本来取れるはずの証拠がまったく取れないケースも少なくありません。

(5)ホームページに代表者の顔・経歴が出ていない

探偵社を選ぶうえで、代表者が誰なのか分かるかは重要なポイントです。顔写真や経歴、探偵としての実務経験がホームページに明確に記載されているかを必ず確認しましょう。

逆に、代表者の顔も経歴も載せていない探偵社は要注意。「探偵だから顔を出せない」は単なる言い訳で、出せない理由があると考えてよいです。

信頼できる探偵社は、運営者情報をしっかり公開しています。

(6)調査前に全額を支払わせる“前払い制度”

契約後すぐに調査料金を全額払わせる 前払い制度を採用している探偵社は要注意です。前払いしてしまうと、調査結果に不満があっても 返金されないケースがほとんどだからです。

きちんと調査する前に全額を取る探偵社は、トラブルが起きやすい仕組みそのものが危険。こうした料金体系の会社は避けた方が安全です。

参考:浮気調査の料金を【前払い】で支払ってしまうと危険な4つの理由

✔ここまでが「依頼前に見抜ける項目」
この段階で1つでも当てはまる場合、その探偵社は避けた方が安全です。

3.契約後に起きやすいトラブル(被害編)

ここからは、依頼後に実際に寄せられる“悪質トラブル”を紹介します。契約してから気づくケースが多いので注意が必要です。

(1)違法契約や違法調査に巻き込まれる

悪質な探偵社の中には、法律知識がないまま調査を行っている業者もいます。
浮気調査では、少し判断を誤ると不法侵入・盗撮・プライバシー侵害などの違法行為に触れる可能性があるため、本来は専門知識が必須です。

もし探偵が違法な方法で情報を集め、その事実が相手に知られた場合、依頼者側まで責任を問われることがあります。

そのため、警察OBや弁護士と適切に連携している探偵社かどうかも、リスク回避の重要な基準になります。

(2)不必要に高額な料金を提案してくる

悪質な探偵社は、実際には簡単に証拠が撮れるケースでも、あえて「難しい調査です」と言って 不当に高額な料金を提示してきます。

逆に、本当に難易度が高い調査の場合は、「簡単に撮れますよ」と軽く見せかけて契約させ、証拠が撮れなかった後に追加調査を次々と提案。最終的に料金が膨れ上がるという典型的な手口です。

料金の根拠が曖昧な探偵社は要注意です。

(3)調査をしていないのに「実施した」と虚偽報告をする

悪質な探偵社の中には、実際には調査を行わず嘘の報告をする業者も存在します。

現場に少し立ち寄って写真だけ撮り、「調査しました」と形だけの報告書を作るケースや、まったく関係のない人物の後ろ姿を撮影して、あたかも対象者を追っているかのように偽装する例もあります。

当然ながら、証拠は一切取れていません。

(4)調査時間をごまかして報告する

調査をしていない時間を“調査済み”としてカウントし、映像データを編集して 実際より調査したように見せかける悪質業者も存在します。これでは当然、正しい証拠は手に入りません。

(5)調査の失敗を嘘で隠す

対象者を見失ったり、尾行に失敗しても、それを正直に伝えず嘘の理由でごまかす探偵社があります。

よく使われる言い訳は、

  • 「急にタクシーに乗った」

  • 「急に電車に走って乗った」

  • 「相手が警戒した」

など。実際には探偵側の技術不足で失敗しているのに、その責任を依頼者に悟られないよう隠そうとする悪質な手口です。

✔契約後のトラブルは、依頼者が気づきにくく被害が大きくなりやすいのが特徴です。

4. 悪質な探偵事務所や興信所を確実に見抜くためのチェックポイント

チェック

(1)探偵社は最低“3社”を比較するのが鉄則

悪質な探偵事務所を見抜くための最初のステップは、必ず複数の探偵社を比較することです。浮気調査は一生に関わる大きな問題。その判断を “1社だけの説明” に頼るのは非常に危険です。

最低でも3社は相談し、

  • 料金の相場

  • 説明の丁寧さ

  • 質問に対する回答の正確さ

  • 信頼できる担当者か

  • リスク説明があるか

などを比較すると、自分の中で基準が明確になり、悪質業者の違和感に気づきやすくなります。焦って決める必要はありません。「比較してから決める」意識が、悪徳業者に騙されない最大の防御になります。

(2)紹介所から紹介される探偵社には依頼しない

探偵社選びで避けるべきなのが、“紹介所”を経由して紹介される探偵社です。紹介所に加盟している探偵社は、自分で集客できる規模や技術がない、1〜2名だけで運営する小規模業者がほとんど。実力不足の探偵も多く紛れています。

さらに危険なのは、あなたの個人情報が加盟している複数の探偵社に一斉に共有される点です。紹介所は探偵が運営しているわけではなく、実態は広告会社が作った“斡旋サービス” です。

つまり、

  • 実力とは関係なく加盟できる

  • 特定の探偵社を優先的に紹介する仕組み

  • 誰が調査するか分からないまま個人情報が流れる

という状態。浮気調査のようなデリケートな問題で、どこの誰があなたの情報を見ているか不明な仕組みを使うのは非常に危険です。探偵社は必ず “自分で直接見て比較して” 選ぶのが安全です。

(3)ランキングサイトから選ばない

ネット上には「探偵社おすすめランキング」などの広告がたくさんありますが、あれはアフィリエイト(広告収益)目的のサイトです。

仕組みはとても単純で、

  • 広告料を多く払った探偵社ほど上位に掲載される

  • 調査力や信頼性の評価ではない

という事実があります。さらに、考えてみてください。一般の人が探偵社を何社も使い比べることはほぼ不可能です。つまり、“比較レビュー”自体が成立しないジャンルなんです。

そのため、ランキングをそのまま信用して探偵を選ぶのは非常に危険。探偵選びは広告順位ではなく、実際の実績・説明の丁寧さ・契約の透明性を基準にするようにしてください。

(4)探偵事務所の立地・環境をチェックする

探偵事務所はビルの一室で営業している会社もあれば、マンションの一室や自宅で運営している個人事務所もあります。だからこそ、実際に足を運んで事務所の環境を見ることが大切です。

  • 清潔で整理されているか

  • 担当者が落ち着いて話を聞いてくれるか

  • 事務所として機能している雰囲気があるか

こうした点は、その探偵社が信頼できるかどうかの判断材料になります。可能なら 複数の探偵社を見て比較し、“普通の探偵社がどれくらいの説明をしてくれるか”“料金相場はどれくらいか” を掴むと、悪質業者を避けやすくなります。

(5)探偵事務所の規模・組織内容を比較する

探偵社を選ぶときは、規模や組織形態が異なる複数の会社を比較することが大切です。自宅から近い探偵社だけでなく、広告で見た会社・評判の良い会社など、いくつか候補を広げてリスト化してみてください。

  • 大手の探偵社

  • 中規模の会社

  • 個人事務所

このように“タイプの違う探偵社”を比べることで、料金相場・説明の丁寧さ・対応力の違いが自然と見えてきます。場数を踏むほど、悪質業者を見抜く目も養われます。

(6)偵事務所との「相性」を必ず確認する

悪質な探偵社は、依頼者の状況より“売上”を優先します。誠意ある対応かどうかは、必ず相談段階で見極めてください。浮気調査では、個人情報や今後の方針など、深い内容を探偵と共有する必要があります。
だからこそ、

  • 話を丁寧に聞いてくれるか

  • 依頼内容を正しく理解してくれているか

  • 不安を感じる対応がないか

これらをしっかり確認することが重要です。少しでも「合わない」と感じたら、別の探偵社に切り替える判断も必要です。信頼できる探偵に依頼できるかどうかで、調査後の展開は大きく変わります。

5. 悪質な探偵事務所や興信所を避けるためにやるべきこと

宣伝

(1)過剰な宣伝や“サギ広告”に騙されない

探偵を探すとき、多くの人はネット検索に頼ります。しかし、浮気の悩みは周りに相談しづらいからこそ、
「簡単に証拠が取れます」
「必ず慰謝料が取れます」
といった過剰な宣伝を信じてしまいがちです。

中には、根拠のない慰謝料シミュレーションを提示したり、実現不可能な約束で契約させようとする業者も存在します。

ネット検索はあくまで“入り口”。焦って行動すると悪質業者に引っかかりやすくなります。

(2)探偵事務所に行く時間がなくても“焦って契約しない”

家事や仕事で忙しく、何度も探偵事務所へ足を運ぶのは難しいもの。その焦りにつけ込み、初回の相談で即決を迫る悪質な探偵社もあります。ところが一度契約して調査が始まると、途中で内容を相談したり軌道修正することはほとんどできません

だからこそ、訪問前に「どんな調査が必要か」「どこまで依頼したいか」をシミュレーションしておくことが重要です。焦って契約すると、相手のペースに巻き込まれます。

(3)精神的に弱っているときほど“利用されないように注意”

浮気の悩みは誰にも言いにくく、精神的に疲れた状態で探偵社に相談することも珍しくありません。弱っていると判断されると、強引な契約や不要な調査を勧められるリスクが高まります。

まずは、落ち着いて「自分がどうしたいか」を整理することが大切です。もし身近に相談できる相手がいない場合は、先に弁護士へ相談するのも有効な方法

弁護士から必要な証拠の基準を聞いておけば、探偵社に行っても不要に高額な契約を勧められず、適正な判断がしやすくなります。

(4)チラシ・タウンページ・街中ポスター経由の探偵社には依頼しない

チラシやタウンページ、街角のポスターで集客している探偵社は、規模が小さい・古い体制の会社がほとんどです。

いま適正に運営している探偵社のほぼすべては、ホームページで情報公開し、ネットから集客しています。逆に、チラシ配布やポスター頼りの会社は、ホームページを作る体制や資金がないケースが多く、調査力も不安定です。

実際、チラシを配っている探偵社は「仕事がなく、調査員が自分で配布しているだけ」という例も珍しくありません。

信頼性の低い集客方法の探偵社は避けたほうが安全です。

(5)調査する日程・時間帯をあらかじめ決めておく

相談に行く前に、調査が必要な日程や時間帯を自分である程度決めておくことが重要です。これをしておかないと、探偵社側が無駄な日数・無駄な時間帯まで提案し、料金が勝手に膨らむリスクがあります。

「この曜日のこの時間が怪しい」「この日が濃厚」など、最低限のスケジュールを先に固めておき、その条件でいくらで実施できるのか見積もりを取るのが安全な方法です。

余計な提案を避け、料金を抑えるための必須ポイントです。

6.悪質な探偵社や興信所に依頼してしまったら?

もしすでに探偵社へ依頼していて、

  • 調査内容が不十分

  • 報告が嘘っぽい

  • 明らかに説明と違う

  • 返金に応じてくれない

などの“不審な状況”がある場合、放置すると被害がさらに広がります。ここからは、具体的にどう動けばいいかを分かりやすく解説します。

(1)契約時にもらった書類をまず確認する

探偵業法では、契約時に契約内容を書いた書面を依頼者へ交付することが義務になっています。もし書類を一切もらっていない場合、その探偵社は その時点で法令違反です。

通常の探偵社なら必ず、

  • 契約書

  • 重要事項説明書

の2つが渡されています。特に解約や返金に関する項目はトラブルになりやすいため、必ずチェックしておきましょう。

(2)探偵社へ“解約したい”意思を正式に伝える

解約する場合は、電話ではなくメールや書面など“記録が残る方法” で伝えるのが安全です。まずは「解約します」という意思を明確に伝え、その後の相手の反応を確認しましょう。

中には、

  • 解約を引き止めてくる

  • 不当な解約手数料を請求してくる

といった悪質な対応をする探偵社もあります。その場合は、請求額の内訳を必ず書面で提出してもらってください。後の交渉が非常に有利になります。

(3)消費生活センターに相談する

探偵社とのやり取りに不安がある場合は、まず消費生活センターに相談しましょう。

  • 契約書の内容に問題がないか

  • 解約の意思を伝えた後の相手の対応に問題がないか

といった点を専門の担当者が確認してくれます。さらに、契約内容によってはクーリングオフが適用できる可能性もあります。自分のケースが該当するか、必ず併せて確認しておきましょう。

参考:探偵社との浮気調査契約をクーリングオフする方法とは?

(4)管轄の警察署へ相談する

探偵業を運営するには、公安委員会への届け出が必須です。探偵社の所在地を管轄する警察署(生活安全課など)がその管理を行っています。

もし探偵社が不誠実な対応を続ける・明らかに悪質な行為がある場合は、警察署へ相談しましょう。
悪質性が認められれば、行政処分の対象になることもあります。

探偵事務所選びは「後悔しない準備」がすべて

探偵事務所とのトラブルは、起きてしまってからでは解決が難しく、お金だけでなく大切な時間まで無駄になるケースがあります。

悪質な業者だと気づいたあと、消費者センターや警察に相談しても、完全に取り戻せるとは限りません。だからこそ依頼前のチェックが一番の防御策です。

本気で離婚や証拠取得を考えているのなら、事務所にスタッフが実在するか、実際に機能しているかなど、基本的な確認をしてから依頼を決めても遅くありません。

探偵事務所選びは「下調べがすべて」。しっかり比較・確認しておくことで、悪質業者に当たるリスクを大きく減らせます。

間違いの無い探偵社選びをするにはまず探偵社や興信所に浮気調査を依頼する前にチェックすべき23のポイントをご覧いただいた上で選んでいただければ失敗しないと思います。

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