ストーカー被害はどう解決する?警察と探偵の違い・調査費用の目安

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ストーカー被害はどう解決する?警察と探偵の違い・調査費用の目安

私生活にまで執拗につきまとわれるストーカー被害は、被害者に強い恐怖と不安を与えます。警察に被害届を出すという選択肢もありますが、「ただ注意して終わりではなく、きちんと解決したい」と考える方も少なくありません。
そうした場合、探偵事務所への調査依頼が有効な手段になることがあります。ここでは、ストーカー被害の考え方や、警察と探偵の役割の違い、依頼から解決までの流れについて整理していきます。

どこからがストーカー行為にあたるのか

ストーカー行為と聞くと、行く先々で待ち伏せされる、進路を塞がれる、自宅や職場を見張られるといった行為を思い浮かべる方が多いでしょう。実際、これらは典型的なストーカー行為です。

一方で、相手が全く知らない人物とは限らない点も重要です。知人や元交際相手が無理に会おうとしたり、拒否しているにもかかわらず電話やメッセージを繰り返してくる場合も、状況によってはストーカー行為に該当します。
そのほか、監視行為や嫌がらせ目的の郵便物の送付なども、立派なストーカー行為と判断される可能性があります。

ストーカー被害を受けたらどうすればいいのか?

実際にストーカー被害を受けると、「なぜ自分が狙われているのか分からない」という恐怖から、冷静な判断が難しくなることもあります。被害に気づいた際の主な相談先は、警察か探偵のいずれかになります。

ただし、この二者は役割が大きく異なります。どちらに相談すべきかを判断するためには、それぞれの違いを理解しておく必要があります。

警察と探偵、それぞれができることの違い

探偵が行うのは、ストーカー本人に直接注意をすることではありません。尾行や張り込みなどによって、つきまとい行為の実態を証拠として押さえたり、相手の素性を調べたりするのが主な役割です。
集めた証拠をもとに、警察へ被害届を提出するための準備を整える、いわば「裏方」としてのサポートが中心になります。

一方、警察は被害届を受理し、悪質性が高いと判断された場合に捜査を行います。探偵が収集した証拠があれば、規制法に基づいた対応を取りやすくなるという特徴があります。

最初から警察に相談すべきケースとは

警察への被害届を優先したほうがよい状況は、大きく分けて2つあります。1つ目は、すでに明確な実害が発生している場合です。暴行や脅迫、不法侵入など、身の危険が差し迫っている状況では、迷わず警察に相談すべきです。

2つ目は、ストーカー行為を裏付ける証拠をすでに持っている場合です。着信履歴、手紙、防犯カメラの映像などが揃っていれば、警察は比較的スムーズに対応に移ることができます。

探偵に依頼したほうが向いている状況

反対に、探偵への依頼が適しているのは、警察がすぐに動きにくいケースです。たとえば、「何となくおかしい」と感じ始めた段階では、実害が出ていないため警察は捜査に踏み切れないことが多くあります。その場合、証拠集めを目的として探偵に相談する意義があります。

また、警察沙汰にしたくない、できるだけ穏便に解決したいと考える方にとっても、探偵は選択肢になります。調査を通じて状況を整理し、間に入って解決を目指すことができる場合もあります。
さらに、決定的な証拠がない状態では、探偵に依頼して証拠を揃えたうえで警察に相談するという流れが現実的です。

ストーカー被害で証拠を集める具体的な流れ

決定的な証拠がない場合、まずは探偵に調査を依頼し、段階的に解決を目指します。

①被害状況をできる限り記録する

まず自分が行う事としては、ストーカー被害の状況を記録しておきます。実際に相手から言われたこと、されたことを、内容に加えて何時どこであったのかまで、出来る限り詳細に残しておくのです。 もし可能であれば、録画、録音によって形にして残せると一番効果的です。ストーカー被害によってこちら側がけがを被った場合には、病院での診断書も記録の1つになりますから、これももらっておきましょう。

②どのような解決を望むのか整理する

次に、最終的にどう解決したいのかを考えておきます。警察による取り締まりを望むのか、できるだけ波風を立てずに終わらせたいのかによって、調査内容は大きく変わります。ゴールを明確にしておくことが、無駄な調査費用を抑えるポイントになります。

③探偵と打ち合わせをして調査を進める

記録と方針が整ったら、探偵と打ち合わせを行い、調査を開始します。ストーカーが現れる時間帯や場所が分かっていれば、調査はより効率的になります。早めに対応することで、被害が深刻化する前に食い止められる可能性も高まります。

④集めた証拠をもとに警察や弁護士へ相談する

探偵の調査によって証拠が揃ったら、警察や弁護士に相談します。警察の場合は注意や勧告が行われ、弁護士の場合は書面での警告や法的措置が検討されます。状況によっては慰謝料請求に発展することもあります。

ストーカー調査にかかる費用の目安

ストーカー調査を探偵に依頼する際、多くの方が気になるのは「本当に解決できるのか」という点と同時に、どのくらいの費用がかかるのかという部分でしょう。
探偵調査の費用は一律ではなく、被害状況や調査内容によって変動しますが、まずは一般的なケースにおける目安を把握しておくことが大切です。

調査にかかるおおよその費用相場

探偵にストーカー調査を依頼した場合、費用の相場はおおよそ10万円〜50万円前後とされています。
この金額は、調査にあたる調査員の人数、調査日数、さらに必要となるオプションの有無によって大きく変わってきます。

たとえば、張り込みや尾行を行う調査員が1人なのか複数名なのか、調査が数日で済むのか、ある程度の期間を要するのかによっても費用は変動します。
また、自宅に盗聴器が仕掛けられている疑いがある場合には、専用機材を使った盗聴器発見・除去作業が必要になることもあり、この場合はストーカー調査とは別料金になるケースが一般的です。

具体例としては、
・行動調査と証拠収集を中心に1週間程度の調査を行った場合で約15万円前後
・SNSや掲示板などを使ったインターネット上のストーカー行為で、相手の特定まで行う場合は約30万円前後
といったケースが一つの目安になります。

調査費用を少しでも抑えるためにできること

決して安いとは言えない探偵調査の費用を抑えるためには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。
まず重要なのは、どのような形で解決したいのかを明確にしておくことです。穏便に終わらせたいのか、それとも被害届を出して警察に取り締まってもらうところまで視野に入れているのかによって、必要な調査内容は大きく変わります。解決の方向性がはっきりしていれば、不要な調査を省くことができ、その分費用を抑えることにつながります。

さらに、調査日時をできるだけ具体的に絞ることも重要です。そのためには、事前に被害状況を記録しておくことが欠かせません。相手がいつ、どこで、どのようなストーキング行為をしてくるのかがある程度分かっていれば、探偵はピンポイントで調査を行うことができます。結果として調査の効率が上がり、無駄な張り込みや調査時間を減らすことができるため、費用面でも負担を軽減しやすくなるのです。

ストーカー被害は早めの行動が何より重要

ストーカー被害は、放置するとエスカレートする危険があります。「そのうち収まるだろう」と我慢するのではなく、早い段階で第三者に相談することが大切です。
警察や探偵など、信頼できる専門機関を頼りながら、自分の身を守る選択をしてください。

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