カウンセラー直伝 |良好な結婚生活を手に入れる方法

カウンセラー直伝 |良好な結婚生活を手に入れる方法

私はこれまでカウンセラーとして数万件以上の既婚者の相談を受けて、依頼内容、調査方法の提案や依頼者様へのアフターフォロー、提携弁護士などへの紹介を経験してきた中で得られたことが沢山あります。そして、話を聞いていく内にこうすれば結婚生活が良くなるのにといったことや、こうすれば関係が悪くならなかったのに、と感じることが増えてきました。今だと、相談に来た依頼者様の話を5分も聞けば結婚生活の成否や改善案が浮かびます。

自分では努力して頑張っているのに、相手に伝わっていない。と感じていたり、夫婦関係が上手くいかず原因が分からないと悩んでいらっしゃる方に向けて、今回は、結婚生活を生活させる為に必要なことを解説していきたいと思います。

1.パートナーの良い面しか重視しない結婚生活はうまくいく

京都 探偵結婚生活を成功させている夫婦というのは、日常の中で、お互いに相手の悪い面よりも良い面を重視するように心がけているということです。その人達は、特別に頭が良いわけでも、お金持ちだとか、心理学に精通しているというわけでも無いのです。

良い面を重視することは子供にも良い影響を与える

また、悪い面よりも良い面を重視する夫婦の子どもは明るい生活を送れます。なぜなら、豊かな生活で子どもを育てることにより、子どもは相手の感情が理解できたり、相手の気持ちになって考えることができる様になるからです。その結果、どのような人であっても親密になる事ができ、潤いのある生活になるからです。

夫婦といえども継続した努力が必要

悪い面よりも良い面を重視することは、知的感情(感情を知的に処理すること)による結婚生活だと言い換えることができます。知的感情豊かな夫婦は、すなわちお互いに理解し合い、尊敬し合うということで、幸福な結婚生活を送っています。この知的感情は、修得することができる技術の一つで、離婚を防ぐ大きな武器となります。

今日、離婚率は依然として上昇しています。そのうち、離婚の半数は、結婚してから最初の七年間に起こっています。また、再婚者同士ですと、初婚同士の結婚の場合に比べて離婚率が10%程高い印象です。つまり、すべての夫婦は現状に満足するのではなく、相手とのつながりを深める為により一層の努力が必要だと思います。

2.離婚して後悔しないためにすべきこと

夫婦人によっては、別れてから、結婚の価値が分かり、後悔してしまう人もいます。離婚届にサインをして、お互いに財産を分け、新しい居住地に移ってから思い返した時に、相手を失った損失の大きさを実感します。人によっては、離婚する事はたいしたことではない。最近は多くの人が離婚している。と考える人がいますが、離婚が人生にどれだけ傷を与えるかという証拠は沢山報告されています。

良好な結婚生活は長生きにも繋がる

ある研究によると、お互いに結婚生活に対して不満を抱えている夫婦はおおよそ35%も病気になりやすく、寿命を4年縮める事になるという結果が出ています。反対に結婚生活に対して満足している夫婦は、離婚している人や結婚生活に対して不満を抱えている夫婦よりも長生きしやすく、また病気にかかる率も低いです。

この原因の一つとして、不満を抱えている夫婦は身体的にも心理的にも常にストレスに悩んでいる為、疲労が蓄積し、高血圧や心臓病などを引き起したり、精神的に圧迫されることにより、憂鬱症、自殺願望、浪費癖などによって現れるようです。結婚生活に対して満足している夫婦は、反対にこうした症状になる確率は低いのです。

1日20分だけでも良好な結婚生活に対する努力を

ストレスがお互いに少ない事も原因の一つですが、お互いが相手の健康状態に気を配る為だと思われます。健康診断を行うように進言したり、薬を処方されたら医師の指示通りに服用させたり、栄養のある食事に気を遣うといったことが考えられます。また、結婚生活に対して満足している夫婦は、免疫力に関係する白血球が外敵の侵入を受けた際に増殖しやすいという調査結果も出ています。つまり、もし健康に気を使うなら、体力増強の為に通う時間の10%、1日20分ほどの努力を結婚生活の為に使えば運動するよりも3倍の免疫力が得られることになります。

夫婦の不仲は子供の精神面に深い傷をつけることになる

夫婦間の関係が悪くなれば、夫婦だけではなく子どもも傷つきます。傷ついた子どもは、無断欠席や無気力化、グループからの仲間はずれ、成績不良そして不登校や問題行動などが多く見られます。

そうなると、早めに離婚した方が傷ついたままの結婚を続けるより良いのではないかと思いますが、経験上、おだやかな離婚というのは極めて稀で、多くは離婚後もお互いに罵り合ったりして子どもを引き取った家庭の方も冷めた生活になる可能性が高いです。その為、離婚した親を持つ子どもは、冷えた結婚生活の子どもと同様に問題行動を起こす例が多い傾向にあります。

3.良好な夫婦になる為の具体的な方法とは

アクティブリスニング

そうした解決方法の一つとして、相互の意思疎通を図り、夫婦間のぎくしゃくを解消する。といったものがあります。夫婦間がぎくしゃくした時、ちょっとした喧嘩や大きな衝突だろうが、お互いに冷戦状態になろうが、共通していることは、お互いに相手に勝とうという意識が強いです。

自分は悪くない、相手が悪いんだ。という主張を繰り返すか、相手を無視する行動を取ることで自分がいかに傷つけられているのかを訴えます。そこには対話するという関係は断ち切られています。その為、第三者の立場からお互いの話を冷静に聞き、二人が妥協できる解決店を見出してやることが、破壊から救う方法です。その方法の一つがアクティブリスニングという、夫婦相互に相手の話を聞かせる手法があります。

相手の意見に反論せず尊重する努力が大切

例えば妻が夫に腹を立てているとします。第三者が怒りをぶつけさせるのではなく、自分がいかに結婚生活に不満を感じているのかを話しさせます。次に、夫には感情も込めて言われたことを復唱させ、理解できているのかを確認します。次に夫に妻の感情も理解できているのかを確かめ、たとえ妻の言ったことに同意しないとしても、彼女の置かれた立場を尊重するように指導し、妻に対する言葉に反論しないようにさせます。

お互いの見解に対して違いがある事を二人に理解させることで、冷静になり、問題関係の道が開けてきます。この方法は、現在良好な関係の夫婦にも、関係悪化を防ぐ方法になるとも言われています。

しかし、この方法を使った後でも、多くの夫婦が完全にぎくしゃく関係から改善されていない、もしくは以前のようなぎくしゃく関係に戻ってしまったという研究結果が出ています。なぜ、アクティブリスニングが成功しないのか。先程の例だと、夫が妻の苦情を最善を尽くして聞こうとしました。しかし、夫は妻の言葉を冷静に聞ける第三者の立場にあるわけではなく、しかも、愚痴の対象が自分自身なのです。こうした状況で、冷静さを崩さないのは非常に難しい為です。アクティブリスニングだけでは、夫婦間の問題全てが解決できるわけではないのです。

4.夫婦関係を良好にさせる本当の方法を知っておく

喜び夫婦間における興味や趣味、関心が共通していることは、良好な関係に繋がると思われていたり、夫婦間での会話を多くすることで結婚生活が順調に維持できるという考えがありますが、これは最も多くの夫婦が抱く誤解です。

決して効果が無いというわけでは無く、成功させる要素もあるものの、逆に結婚生活は絶望的だという考えに至ってしまう可能性もはらんでいます。具体的な内容を以下に述べていきます。

ノイローゼや人格問題が結婚生活を崩壊させる

コンプレックスや精神的な悩みを持っている人は、結婚に不向きだといわれています。しかし、結婚できないのは極端にノイローゼの傾向がある人だけです。人は何かしらの悩みを抱えており、完璧な人間はいません。幸福な結婚生活を送る秘訣は、自分に適した相手を選ぶことです。相手の気持ちを理解し、大切に守ることで、結婚生活を成功させることができます。

共通の趣味を持つ

ある夫婦はキャンプをするのが趣味でした。二人は互いに声を掛け合い、冗談を言い、キャンプを楽しみました。共同作業により二人の関係はより密接になったのです。また同じようにキャンプを共通の趣味に持つ夫婦がいたが、相互に相手を気遣う気持ちがなく「そんな仕方では火がつけれないよ!」と互いにけなし合い、途中でやめるか、冷たい沈黙が生じた。共通の趣味の追求の仕方次第で、プラスにもマイナスにもなります。

魚心あれば水心

結婚生活に成功している夫婦は配偶者の思いやりが見られます。笑顔には笑顔を返し、夫婦の間には、家事などの雑用も含め、相互に助け合うという思いやりがあった。反対に結婚生活に不満がある夫婦では、お互いの思いやりがなく、相手に対する怒りが常にありました。関係に悩んでいる夫婦は、こうした相手に対する思いやりを育てることで、結婚生活を修復できます。

言いたいことは率直に言え

率直に言うことが結婚生活に最善だと思われていますが必ずしもそうではありません。口論を避けることにより、幸福な結婚生活を続けている夫婦も沢山います。どちらが良い悪いではなく、二人の間に心の溝をつくらないことが大切です。

浮気や不倫は離婚の引き金となる

多くの場合、結婚生活に問題があると、一方もしくは双方を不倫に走らせ、離婚に向かわせます。不倫に至るまでの経緯として、配偶者が与えてくれる友情、思いやり、自分への関心の欠如等を他に求めるからです。また、相手の不倫行為だけを離婚原因に挙げるのはおおよそ三割くらいの夫婦でした。大部分は、夫婦間の親密感が損なわれ、愛されている実感が無かったり、存在を必要とされているとも思えなくなったのが原因です。

男の人は浮気しやすいという理論

男性が浮気をするのは自然の法則で、結婚には向いていないという考えがあります。しかしこれはジャングルの中での法則で、男性というのは自分の子孫を残そうと出来るだけして、同じ女性と連れ添うことは男性の本意ではないというものです。反対に女性は子育てという任務を背負い、養ってくれる一人の男性を求めます。

しかし、今日では不倫は男女関係なく行われています。現在多くの女性が社会進出し、女性の不倫率が急上昇しています。これは、調査をしていると顕著に表れます。

成功の秘訣は友情にあり

結婚生活の成功の秘訣は「夫婦の深い友情から成り立つ」と私は考えています。夫婦が尊敬と喜びを分かち合えるような共同生活者となるという意味です。こうして夫婦は互いを親密に知り、お互いに相手の好きなもの・嫌いなもの、希望や夢を理解し合い、日常生活でその理解を具現化に努力するようになっています。

友情はお互いの愛を保ちながら、夫婦間に溝をつくらせない最良のものなのです。長い結婚生活では当然意見の不一致や、いざこざなどもありますが、二人を強く結びつけるのは、友情です。結婚生活を成功している夫婦は、相手に対するプラス感情の強さによるもので、時々口論などの相手に対するマイナス感情が生じても、それに打ち勝つ強さを持っています。そして、良い関係の夫婦は無意識のうちに「リペアアテンプト」いわゆる修復努力と呼ぶものを行使しています。

これは夫婦間で険悪な状況になってもその空気をいっぺんに吹き飛ばす行動の事を言います。夫婦間で強い友情が存在すれば、自然にこうした行動を取ることができます。

それぞれの価値観の認め合い

結婚生活で驚くべきことの一つに「意見の相違の多くは、夫婦間で解決できないものである」という事実を受け入れる事を理解する必要があります。そもそも育ち、人格、価値観の違う二人が共同生活するのですから当然と言えば当然です。こうした価値観の違いで口論しても時間の無駄ですし、二人の溝が深まるだけです。

だからといって、なすすべがまったくないということではなく、普通の結婚問題解決策では不十分だということです。それを解決するには、衝突の原因となっている根本的な違いを受け入れ、認め合い、尊重し合う必要があります。それができると、結婚生活に配偶者と共に人生の意義を見つけ出すができるようになります。

まとめ

夫婦というのは所詮他人であるからこそ、価値観も違えば物事の捉え方も違っています。そんな他人とどのように関係を良好にしていくか?というと、今回述べたように受け入れるという方向で努力するしかありません。

努力とはいいましたが、良好な結婚生活は本当の安心と幸福を得られるものであり、努力にもかえがたいものです。だからこそ、相手を尊重し自分に足りなかったり必要なものについては積極的に変化していく必要があるのです。

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