【弁護士が教える】浮気と不倫の違いと、相手が浮気(不倫)していることが分かった場合に知っておくべき8のこと

【弁護士が教える】浮気と不倫の違いと、相手が浮気(不倫)していることが分かった場合に知っておくべき8のこと

浮気と不倫というと、ほぼ同じ意味合いだと感じる方が多いのではないでしょうか?実はこの浮気と不倫という言葉ですが、この2つには明確に違いがあり、もし身近に直面しているのであれば知っておくべき違いがあります。

また、配偶者の浮気(不倫)を知ってしまった場合において、知っておくべきことが良いことがあります。

今回は8つにまとめてみましたので、すぐに行動する前に一度ご覧ください。

1.不倫と浮気の違い

【弁護士が教える】浮気と不倫の違いと、相手が浮気(不倫)していることが分かった場合に知っておくべき8のこと

不倫と浮気に違いがあることは知らない方も多いのではないでしょうか。

不倫

「不倫」は本来、倫理・人の道から外れたことを意味し、それが転じて、現代では既婚者が配偶者以外の者と肉体関係をもつことを意味するようになりました。

浮気

「浮気」は本来、一つのことに集中できず心が移り気な様であることで、一般には、恋愛関係にあるカップルがパートナー以外の相手に恋愛感情を抱き、交際することをいいます。既婚・未婚は問いません。

どこからが不倫や浮気に該当するのか?

他の異性とデートしたら浮気、キスしたら・ハグしたら・手をつないだら…など、浮気かどうかのラインは人によって違います。しかし、不倫は「配偶者以外の異性と肉体関係をもつこと」とされており、定義がハッキリとしています。

どちらも近年、ワイドショーやドラマで耳慣れた言葉ですが、実は意味が違うのです。

重要なポイントは、①既婚であるかどうか、②肉体関係があるかどうかの2つです。

2.パートナーが不倫(浮気)浮気してるかも?

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信じていた相手が不倫(浮気)しているとは思いたくないものです。一般的に、不倫(浮気)を疑い始めるべき兆候としては次のようなものがあります。

浮気や不倫の兆候

まず、携帯電話にロックをかけたり、お風呂やトイレ・就寝時も携帯電話を肌身離さないようになったときです。

不倫(浮気)相手からの電話やメール・LINEが届いたり、やり取りの記録を見られないようにするためです。スマートフォンが普及した現代では、スマートフォンを置く際、相手からの連絡が届いた通知が見えないように裏返しに置くという手法もよく耳にします。

次に、相手の態度が今までと明らかに異なる場合があります。突然優しくなったり、冷たくなったりすると不倫(浮気)を疑うべきかもしれません。不倫(浮気)をする人は、自分の行為のやましさからパートナーに対して過度に優しくなったり、気持ちが離れたことによって冷たくなったりすることが多いと言われています。

その他、残業・出張が増えたなど家を空けることが多くなった場合、旅行や飲み会に頻繁に出かけるようになった場合など、今までと違う行動が目立つようになった場合は不倫(浮気)の可能性があると考えてもよいでしょう。

3.パートナーの不倫(浮気)を確かめるには?

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疑惑はあるけれど、相手が本当に不倫(浮気)をしているかはわからない…。

自身で相手を問い詰めて白状させたり、携帯電話の記録をチェックしたり、尾行してみたりなど、フィクションの世界ではありがちですが、現実で一般人がそれを行うことは少し難易度が高いですよね。また、自身で不倫(浮気)現場を目撃することは、精神的にも大きな痛手となり、労力もかなりのものとなります。

探偵や興信所に浮気調査を依頼する

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そこで、探偵や興信所に身辺調査を依頼するという方法があります。探偵はパートナーの不倫(浮気)現場の写真を撮影したり、不倫(浮気)相手との会話や身辺調査などを経て、証拠を集め、不倫(浮気)調査報告書を作成します。

探偵業者は素行調査の専門家ですので、一般人には難しい調査も依頼でき、パートナーの不倫(浮気)の有無を確かめるには有効な方法であるといえます。

探偵社や興信所は料金形態が異なっているため無料相談を利用する

調査費用は一律ではなく、業者や依頼の内容によって様々です。例えば不倫(浮気)相手が既に特定されているような場合と、単に最近パートナーの行動が怪しいから調査してほしいという場合では、探偵が行う調査の内容や調査に要する時間が大きく変わってくるため、料金形態も異なってきます。

まずは、無料相談ができる・匿名相談ができる探偵事務所や興信所に、依頼する調査の内容や費用の見積もりについて相談してみるのがよいでしょう。

4.パートナーが不倫(浮気)していた場合に証拠となるものは?

【弁護士が教える】浮気と不倫の違いと、相手が浮気(不倫)していることが分かった場合に知っておくべき8のこと

パートナーが不倫(浮気)していたことが発覚した場合、今後、離婚訴訟や慰謝料請求といった手段をとることになるかもしれません。そこで重要となってくるのが、不倫(浮気)の「証拠」です。

どのようなものが浮気(不倫)の証拠になる?

確実に証拠となるものは、やはり写真です。

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具体的には、パートナーと不倫(浮気)相手の密会現場の写真です。二人が不倫(浮気)関係にあるといえるためには、ラブホテルや相手宅に出入りする写真が必要となります。

シティホテルやビジネスホテルへの出入りであれば、レストランやバーを利用しただけ・仕事の打ち合わせをしていただけといった言い訳が可能になってしまいます。

また、一回きりの密会現場写真では不貞行為であると認定されない場合もありますので、可能な限り複数回の証拠写真を収集しておくとよいでしょう。

不倫(浮気)相手とのメールやLINE・SNSでのやりとりは、それのみでは証拠としてあまり役立ちませんが、上記のような証拠写真がある場合、補強証拠として役立ちます。

5.不倫(浮気)が発覚した場合、どうするか?

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既婚者の場合、配偶者の不倫が確実なものとなった場合、離婚するか、夫婦関係を修復するかの選択肢が生まれます。

慰謝料請求は離婚しなくても可能ですが、認められる慰謝料額は離婚する場合と比べると低くなるのが通常です。

離婚することを選択した場合、流れとしては①協議離婚(当事者間の話し合いによる離婚)、②調停離婚(調停委員が間に入ってなされる離婚)、③裁判離婚(裁判による離婚)があります。

①協議離婚

まず、①協議離婚の場合、離婚に向けて当事者間で話し合い、合意に至ったら離婚届を作成し、役所に提出することで離婚することができます。離婚全体の9割が協議離婚によってなされています。

また、慰謝料請求などの金銭に関する取り決めがあった場合、公正証書を作成しておけば、もし支払いの約束が守られない場合があっても、相手の財産を差し押さえることが可能になります。

②調停離婚

②の調停離婚は、二人の話し合いで離婚の合意に達しなかった場合に取られる手段です。第三者である調停委員が間に入ることによって、妥協点が見つけやすくなるメリットがあります。離婚について話し合いがまとまると、調停調書が作成されます。

調停成立後10日以内に、調停の申立人が調停調書の謄本と離婚届を住所地の役所に提出すれば、調停成立の日に離婚が成立したことになります。

③裁判離婚

協議離婚と裁判離婚で解決しない場合、③の裁判離婚があります。文字通り裁判による離婚です。裁判所に離婚判決を出してもらうには、民法に定められた法定離婚事由が必要になります。また、訴訟費用がかかるというデメリットもあります。

裁判中に離婚の合意に達した場合、和解調書が作成され、和解調書と離婚届を役所に提出することで離婚することができます。合意に達さず判決が下された場合、判決書・確定証明書及び離婚届を役所に提出することで裁判離婚が完了します。

6.離婚する際、同時に慰謝料請求をする場合

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配偶者が不倫していた場合、離婚に際して慰謝料を請求することができます。上記にも記載しましたが、この場合、公正証書(強制執行認諾文言付)を作成しておけば、万一相手が慰謝料の支払を逃れようとした場合に強制的に支払わせることが可能となります。

離婚調停においても、不倫の慰謝料請求をすることが可能です。夫婦関係調整申立書に希望する慰謝料額を記入しておけば、調停がまとまった際、調停調書に金額が記載されますので、公正証書に次ぐ強力な証明となります。

裁判離婚に際しても、離婚裁判の中で慰謝料の請求をしていくことが可能です。裁判は訴状の提出や答弁書、準備書面などが必要となるため、当事者のみで行うことは難易度が高く、弁護士に依頼することとなるでしょう。

7.離婚せず、夫婦関係を修復したい場合

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不倫の当事者にしても、不倫をされた側にしても、互いに愛情が残っていたり、子供の存在などから離婚せずに夫婦関係を修復したいと考える場合もあるでしょう。

互いに冷静になってよく話し合うことは必須ですが、行動や連絡手段を共有・透明化したりすることで相手を安心させ、信頼関係を取り戻すことが重要です。

8.離婚を選択する場合、タイミングは?

離婚する際の財産分与には、様々な要素が絡んできます。

例えば退職金などは財産分与の財産に含まれますので、退職金が支払われるまで間もない状態であれば、離婚するタイミングは退職金支払いの後にしたほうがよいでしょう。

慰謝料請求についても離婚前に実施することが多いですが、一緒に生活している状態では行いたくは無いという方がほとんどですので、最初に別居を決めてから慰謝料請求を実施し離婚協議に入るという流れが一般的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?浮気や不倫という言葉に違いがあることや、配偶者の浮気(不倫)を知ってしまった場合の対処などが理解出来たと思います。

大切なことは、浮気(不倫)が分かった場合には、まず探偵社に依頼してでも証拠を確保し、弁護士に依頼して冷静に正しい選択をすることが大切になってきます。

自分で全部解決しようとせず、まずは専門家の意見を聞くことをおすすめいたします。

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