浮気調査で気をつけなければいけない点をプロの探偵が事例を元に解説

浮気調査で気をつけなければいけない点をプロの探偵が事例を元に解説

探偵社や興信所は、最も浮気調査・素行調査を専門に行っている職業となります。

殆どの探偵社や興信所が浮気調査・素行調査をメインに活動しています。勿論、浮気調査・素行調査以外の調査、例えば、人探しや盗聴器チェックなど他にも沢山の業務があります。しかし、このような調査を行っている探偵社や興信所もメインは浮気調査・素行調査です。

そんな浮気調査ですが、プロである探偵が行う以上、当然成功させることになりますが、件数が増えれば失敗するケースも出てきてしまいます。

今回は、浮気調査のプロである探偵が、失敗しやすいポイントや気をつけている点などを詳しく紹介していきたいと思いますので、浮気調査の実態について詳しく知りたい方や、もし自分で浮気調査をしようと検討している方は参考にしてみて下さい。

1.プロの探偵であったとしても浮気調査でバレることはある

浮気調査で気をつけなければいけない点をプロの探偵が事例を元に解説

調査を行う探偵も人間ですので、どれだけ事前に準備やイメージしていても、想定外の事が起こってしまうことで対応を誤まり、尾行対象者が気付いて発覚してしまうこともあります。

大抵の場合、発覚は一度の対応ミスでは発生しません。以前、探偵社や興信所に調査された経験があったり、パートナーの浮気チェックが常日頃から激しいといった尾行対象者であるならば、話は別です。

通常の尾行対象者は自分が尾行されているとは思いもしませんし、仮に少々不審に思っても、絶対に自分を尾行しているとはあまり考えません。また、不審に思っている場合は挙動に表れますので、発覚する前に探偵は調査を中断します。

2.浮気調査時における張り込みで気をつける点

浮気調査で気をつけなければいけない点をプロの探偵が事例を元に解説

調査車両による張り込みのケース

探偵の調査で一番多いのは実は尾行では無く張り込みです。

尾行対象者の自宅や勤務先などから調査を行う場合、既にそこから出ているという事を防ぐ為、時間に余裕を持って調査を開始します。また、そこから出てきても、次の行き先に入った場合、再度張り込みがスタートします。

張り込み時、とても頼りになるのが調査車両です。

調査車両は後部座席に座る事で通行人から隠れる事が出来ますし、長時間同じ場所に張り込んでいても怪しまれにくいといったメリットがあります。他にも、充電を行ったり、ハイエースやミニバンのような調査車両の場合工事車両に成りすませたりする事も出来ますので、調査には必須アイテムの一つです。

しかし、そのような便利さ故に、発覚してしまうケースがあります。

調査車両で張り込み時での警戒事例 住宅街のマンション群の場合

依頼内容は妻が怪しいので、パートが休みの日に家から出たところを尾行して欲しいというものでした。

尾行対象者の自宅は住宅街にある分譲マンション群で、比較的道路の幅も広い場所という事もあり、尾行対象者の出入り口が見える路上に調査車両を配置しました。

しかし、尾行対象者がマンションを出た瞬間、調査車両を気にする様子で、自身の車両に乗車し、発進しました。

調査員は、尾行対象者の動きが警戒行動だと判断し、その日の調査を打ち切りました。

と言うのも、警戒行動と察知した調査員は、追尾する事はせず、GPSで尾行対象者の車両の動きを確認しました。

すると、あるポイントでGPSは止まりました。そこは、住宅街の行き止まりで、おそらく、調査車両を待ち構えていると判断したからです。

もし、GPSを使用して、追尾したとすると、尾行対象者の車両は見つける事は出来ますが、発覚していた事でしょう。

後日、依頼者から妻が「不審な車両がマンションに長時間止まっていたと近隣住民から聞いた」といった連絡がありました。

尾行対象者が自宅を出た時の調査車両を気にする様子は、調査車両の特徴やナンバーを記憶して、後をつけられていないかの確認だと合点がいきました。

依頼者と話し合い、調査の期間を開けるという方針で進めました。

依頼者から、尾行対象者がもう警戒は薄くなっていると連絡が入った為、調査車両を変え、配置位置も近隣住民を意識した位置取りで調査を行いました。

今回の案件のように、時には調査を打ち切るといった決断が重要でした。発覚してしまうという事は、次回調査に入る事が出来なくなります。仮に調査を行ったとしても、尾行対象者の警戒度はかなり強く、非常に難易度の高い調査になる事でしょう。

調査車両で張り込み時での警戒事例 浮気相手のマンションの場合

依頼内容は自営業者である夫が別宅である賃貸のマンションに浮気相手を連れ込んでいるという内容のやり取りを見たので、その現場を押さえて欲しいというものでした。マンションの名目は仕事用の部屋として契約しているが、昼過ぎ頃浮気相手と不貞行為をしているといった内容です。

尾行対象者は基本的に全て車両で移動する為、調査員は尾行対象者の使用車両にGPSを設置し、しばらく動きを確認しました。

二週間経った頃には動きが見えてきて、先週、先々週の動き的に本日も別宅マンションにいくだろうと予測し、調査に入りました。

予想は的中し、尾行対象者が別宅マンションに入っていきました。しかし、その時は一人で別宅マンションに入っていった為、不貞行為は無く、本当に仕事をしているだけかもしれない。と、調査員は思いましたが、後から浮気相手が別宅マンションに入る可能性があるかもしれないと考え、別宅マンションの出入口に向けてビデオカメラを常時録画状態にして、調査車両にセットしました。

調査車両にビデオカメラをセットする場合、セット完了後、必ず外からビデオカメラが見えていないか確認します。セットした時、ビデオカメラは見えませんでした。

尾行対象者が入ってから、3時間後、嫌な予感がした調査員は、再度車外からビデオカメラの様子をチェックします。

すると先程まで見えなかったビデオカメラがはっきりと見えているではありませんか。急いで、ビデオカメラのセッティングを変え、無事、車外から見えなくする事が出来ました。

どうやら、日が傾いてきて、車外からの見え方が変わった為でした。;

その後、五分もしない内に出てきましたが、なんと浮気相手と思われる若い女性と一緒に出て来たのです。その姿はビデオカメラにばっちり撮影されています。後は、女性が住んでいる場所を判明させるだけまでに至りました。

もし、あのままのビデオカメラのセッティングだと、マンションから出て来た尾行対象者と女性は、非常に警戒してしまい、浮気相手の女性の住居を判明させる事は出来なかったかもしれません。また、不貞現場をビデオカメラに撮影されたと気付いた尾行対象者は何をするか分からない為、非常に危険です。

今回のビデオカメラ設置は最初設置した時は外から見えなかったが、時間の経過と共に、太陽の角度が変わってしまった為、外からビデオカメラが見えてしまいました。同じ条件や張り込み場所でも、時間や天候などを踏まえて調査する必要が分かった案件でもあります。

どのような時でも、完全な状態を保ち続ける事が探偵の仕事です。この案件以来、同じような失敗が無いように、時間を決めてこまめに車外からビデオカメラをチェックするように共有しています。

3.浮気調査時における立った張り込みで気をつける点

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調査車両が配置できない場合は、調査員が立って張り込みを行います。これを業界では立張りと呼んでいます。立張りは、車両張りと違い、自分の姿をさらすため、非常に難易度が高い調査の一つです。

立張り時での警戒事例 高級飲み屋街での場合

依頼内容は、社長である夫が最近飲み歩いているという情報が入った。その為、尾行をして、白か黒かを判明させたいというものでした。依頼者によると、各会社へのあいさつ回りと言って、会社を出るが、どうやらそれは嘘だとの事です。

調査員は、早速、指定された時間に会社を張り込み、尾行対象者が出て来るのを待ちます。

しばらくすると、尾行対象者が出て来たので、尾行を開始します。すると、歩いてすぐの道路で、タクシーを拾いました。急いで、車両班と連絡を取り、タクシーを追いかけます。

降りた場所は、高級飲み屋街でした。すたすたとはっきりとした足取りで歩く、尾行対象者は警戒する素振りも見せず、雑居ビルに入りました。確認すると、キャバクラやスナック、焼肉屋などが入ったビルで、エレベーターが止まった階数によると、おそらくキャバクラに入ったと思われました。

沢山の雑居ビルが入り乱れている高級飲み屋街では調査車両を配置する事が出来ません。仕方なく、調査員が立って監視を続けます。

1時間程経過した時、ベテラン調査員が現場に応援として来てくれました。するとベテラン調査員は、急いだ様子で「調査車両に準備しているスーツを着用しろ!」と言いました。

ベテラン調査員の切羽詰まった様子に急いでスーツに着替える調査員。

ベテラン調査員によると、高級飲み屋街やビジネス街での調査は、尾行対象者を含め通行人がほぼスーツ姿です。そんな中、私服で尾行していたらかなり目立ちます。最初は無警戒だった尾行対象者も、場所に合わない私服姿の調査員が記憶に残っていて、雑居ビルから出て来た時に一致しするかもしれない。

尾行対象者の記憶に残さないよう、周囲に溶け込むことが大切だと教えていただきました。

また、飲み屋街でのボーイやキャッチ、キャバ嬢などの同業者の横の繋がりは強く、私服姿で長時間同じ場所にいると、連絡しあったりして、調査が非常にやりづらくなります。その点、スーツ姿だと、接待する為に早く来ている会社員というイメージを持たせる事が出来ます。

さらに、尾行対象者が出て来た時に、騒ぎになっていたら、調査どころじゃないとまで言われてしまいました。

事前情報だけでは、どのような場所に行くのか分からない事が多々あります。この日以来、調査車両には様々な場面に合った服装を準備するようにしています。

後日、また、高級飲み屋街での調査になった時、スーツを着用して調査を行いましたが、周囲に溶け込むことの強さを実感しました。

4.浮気調査時における車両尾行で気をつける点

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車両を日常で利用する尾行対象者もかなり多いです。尾行対象者の車両には基本的にGPSなどを利用した調査を行います。しかし、上手く使わないとキチンと性能を発揮できません。

さらに、信号や他の車両など自由に尾行出来ないケースも多々あります。かと言って、ずーっと真後ろに付いて尾行すると発覚する可能性が高くなります。

難しい調査の一つ故に、注意すべき点が沢山あります。

車両尾行時での警戒事例 浮気相手の自宅判明時の場合

依頼内容は、会社員である夫の帰宅が最近深夜近くになっている。通勤は、車両で移動する為、以前、自分でGPSを設置したところ、ラブホテル街に止まっていた。その後、住宅街に止まっているので、その付近が浮気相手の住居と思われるといったものでした。

GPSを設置して、しばらく様子を見ると、数日後、ラブホテル街に止まっていました。急いで調査員は、現場に急行すると、ラブホテルに尾行対象者の使用車両が駐車していました。

しばらく張り込むと手を繋いで出て来た尾行対象者と浮気相手の女性。二人とも車両に乗車すると尾行を開始します。時刻は深夜近くになっていました。

情報通りの住宅地付近を走行し、もうすぐ目的地と思われました。しかし、道が狭く、入り組んでいました。

尾行対象者の車両を一瞬見失った為、慌てた調査員のドライバーは、急いで、距離を縮めようとします。しかし、助手席の調査員がストップを掛けました。

何故なら、その先は住宅街の一番奥だったからです。そんな中、突っ込んでしまうと、当然、尾行対象者と浮気相手の女性は調査車両を見る事でしょう。

そうなると、中々浮気相手の女性が降りなかったり、もしかしたら、調査車両を追いかけて来るかもしれません。

尾行対象者から見える前の角で助手席の調査員が降り、連携を取り合って浮気相手の女性が降りて来るのを待ちます。

しばらくして、浮気相手の女性が降りてきて、そのまま二人は別れました。警戒する様子もなく、無事、浮気相手の女性の住居を判明させる事が出来たのです。

今回のケースのように、調査員同士の連携で調査は上手くいきましたが、毎回、上手くいくとは限りません。

このような事前に情報がかなりそろっている場合は、細かく調べておく必要がありました。特に今回の浮気相手の女性と思われる場所付近の地図は頭に入れておくべきす。

事前情報と調査員同士の連携が大切だと気付かせてくれた案件です。

5.浮気調査時における徒歩尾行で気をつける点

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徒歩尾行時での警戒事例 女性専用車両の場合

依頼内容は、妻が日中働いていると言っているが、どうも嘘で男と会っているといったものでした。依頼者によると、妻の手帳を見るとハートマークがついている日があり、その日は勤務日と重なっているとのこと。

調査依頼が入った為、張り込みをして、尾行対象者を待ちます。

しばらくすると、尾行対象者が出て来たが、なるほど外行きの格好と一目でわかるくらいオシャレをしていました。尾行対象者は駅に入ると、女性専用車両に入りました。

尾行していたのは男性の調査員でしたが、慌てて、同じ車両に乗車するようなマネはしません。

と言うのも、女性専用車両に乗車すれば乗客が一斉に男性調査員の方を見ます。勿論、尾行対象者も見る事でしょう。

そのような状態で、尾行を続けても警戒されます。最悪、ストーカーと間違われて、交番に駆け込まれる恐れもあります。

どれだけ、乗客が多い状況でも、女性専用車両には乗車せず、となりの車両に乗車します。しっかりと尾行対象者が乗車した車両と位置を覚え、一駅ごとに降りて確認します。

また、女性は基本的に背が低い為、顔よりも持ち物や靴などを目印にすると見失う確率をグッと減らす事が出来ます。

だからといって、本当に実践した時はとても緊張しました、見逃していないかどうか。の不安はとても大きいです。ですので、電車尾行をする場合は、地理に詳しい必要があります。

乗り換えをする駅や、特急や準急などの列車がどの駅に停車するのかを瞬時に分かっている必要があります。

出来るだけ、情報があるならば、細かく調べておくのが望ましいです。

まとめ

今回、もう少しで失敗する!という事例を挙げましたが、プロの調査員は、どのような状況でも自分を客観的に見る事に優れています。発覚してしまうと次回に繋げる事も出来ません。

危ないと感じれば、直ぐに引くという事も心得ています。

もし、あなたのパートナーが怪しいからと、自分自身で尾行する事は止めて下さい。必ずバレてしまいます。

安い探偵興信所では失敗しそうになった案件も、直ぐに全体でフィードバックする事を意識し、調査の成功率100%の調査力を目指しています

不安な事が少しでもあれば、どうぞお気軽にご相談下さい。